
品川区五反田の英会話クラブETPの発音向上計画!
本日は昨日の記事で疑問が出て来たwalkとworkについて違いで、疑問がでてきたə́の音について調べて見ました。
Contents
2種類に意見が別れるビデオ
最初に結論から言うと、いかにも違いがある風に言うビデオと、音自体は同じだよと言うものが大半でした。
まずはこちら。
こちら(↑)のビデオでは音に違いがあると言ってるように感じるが、
こちら(↑)のビデオでは、長さが違う同じ音だと言っている。
(音の作られ方は一緒だと言っている。長さとストレスがかかるかどうかが違うとのこと。)
しかし、
この(↑)動画を見る限り、やっぱり、長さとストレスだけじゃなくて、根本的に音も少し違うんじゃないかという気もしてくる。
こいつらの言うことを信じていいのか?
3つ目の動画では聴き比べられるが、何が違うのかを自分なりに感じたことを書くと
ʌ́ アに近いア
ɑ́ オに近いア
という感じだと思えた。
以下の3つで上記の動画では聴き比べられるが・・・(3:25〜の所)
buddy / bʌ́di /
body / bɑ́di /
becauseにə入ってないやん!そりゃɔ́ːだからオにきこえるやん!
とも辞書調べたら思ったが、
別の辞書では/bɪˈkʌz/ もあるようだ。(だとしてもəじゃなくてʌだけども・・・)
ということで、あまり信用できない動画だと結論づけた。
ə ʌ́の違いはストレスの量が違うだけ説優勢
そしてさらに調査したが
こちらの動画でもやはり、ə ʌ́の違いはストレスの量が違うだけだと言っている。
とすると、個人的にbuddy対してbirdieは
buddy / bʌ́di /
birdie/ bə́ː(r)di /
ə́なのにストレスかかってるし、伸びてる(ːマークがある)やん!(その場合はʌ́じゃないのか?)
とツッコミたくなってしまうのが謎すぎる。
ただ、色々調べて思ったのは、ʌ́はあくまでア程度の長さしかないから伸ばしたい時はːマークがつくものと思われる。(バーディだから、バディじゃないから伸ばすためにと言う意味)
辞書の記号とネイティブの主張は結構バラバラ
このビデオに至っては
undone / əndʌn /
を用いて長さの違いを強調しているが、私の辞書では
undone/ ʌndʌ́n /
となっている。
つまり、əの長さとʌの長さがどのくらいかということは、結構いい加減説が高いということだと思われる。
辞書によって違う。人によって違う。さらにいくと同じ音だったはずだが、
work / wə́ː(r)k / の辞書もあるし、wɜːk/と
新たな記号ɜを用いてくる辞書もあった。
(その辞書はちゃんとə́の記号も使ってるからə́とɜは別物扱いしていると言える)
ややこしいので、長さとストレスが違うという説明で良いと結論付ける
そんなややこしい現状では、長さとストレスが違うという説明を採用した方が、納得もしやすいし、統一感がないのならば、これ以上調べる気にもならないから、それで十分だと思われる。
一応、辞書にもそれを後押しするかの説明があった
長さとストレスが違うということを証明してくれそうなのが、例えばこちら
ある辞書ではこう書いてあるので面白い
but
/(弱形) bət; (強形) bˈʌt(米国英語)/
と。いうことは、これはやはりかなりの確率の、ストレスと長さの違いだと考えても差し支えないでしょう。
と色々見ていたところ、こちらOxford Learner’s Dictionariesにて
BrE /bət/ ; NAmE /bət/ ; BrE strong form /bʌt/ ; NAmE strong form /bʌt/
つまり、
イギリス英語だと/bət/
(NAmEはNorth American Englishのことっぽいので)
アメリカ英語でも/bət/
強くなったら両方とも/bʌt/
ということなので、考え方として、長さの違いというのはほぼ間違いないようです。
Oxford Learner’s Dictionariesは聴き比べられるのが大きいね
そして、この辞書は、ネット上でこの音たちを聴き比べられるのがでかい。
実際音を聞いて見るとəはいうか言わないかでやめちゃうけど、ʌは割とアがはっきり聞こえる的な感じでしょうか。
かといって、ストレスかかってるからってアーってほどにはなってないと。
ま、いずれにせよ、同じ音質であることで合ってそうという確認が取れたので、それでOKです。
特に口をどちらかの方向に開くわけではない状況で、アと言って出る、いかにもカタカナのアに
近いサウンドがʌで、ストレスがかからなく、短くボソッといったそれがəということで
ここでは結論づけたいと思います。
つづりの視点からも確認 u が ə/ʌ
最後にフォニックスの観点からも、確認しておきます。
最近割と頼りにしてるこちらのサイト
あいうえおフォニックス くらい あ u
では、
ʌを暗いあ
əを弱いあ
と表現しており、
ローマ字では u を「う」と読んでいるけど、英語では「あ」のことが多い
で、その時のあが
ʌかəなのだろうと。
o oo ou も ə/ʌ
んで、暗いあ つまりʌになるつづりは、このサイトでは
o oo ou
flood / flʌ́d /
country / kʌ́ntri /
ur ir er w+orも ə/ʌ(の伸ばす版)
と伸ばす形で
ur ir er
first / fə́ː(r)st /
finger/ fíŋgə(r) /
と
wにorが着いた時も暗いあ(ə/ʌ)らしい。
くらいみたいです。
まとめ
ということで、ə́もしくはʌ́がでてくるつづりは
u
o oo ou
ur ir er
wor
と言う感じみたいです。
このつづりの時は、ə́もしくはʌ́サウンドを思い出してみると良さそうです。
そして元々の調べてた単語 work / wə́ː(r)k / は w+orに該当し、ワークで全然良さそうです。
自分的にはなんか納得できましたが、皆さんに参考になったかな?